ショーン・メンデス、4年ぶり新作アルバム『Shawn』発表 10月18日リリース


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ショーン・メンデス(Shawn Mendes)がニュー・アルバム『Shawn』を2024年10月18日にリリースすることを発表した。米ビルボード総合アルバムチャート「Billboard 200」で4作連続で首位となった前作『Wonder』からおよそ4年ぶりの5thスタジオ・アルバムで、そのリード・シングルとなる「Why Why Why」と「Isn’t That Enough」の2曲を自身の26歳の誕生日となる現地時間8月8日に同時リリースすると併せて発表。

またアルバムのトレイラーとして、陰影を深めた穏やかな歌声とカントリー/フォーク調のオーガニックなサウンドが森に鳴り響く「Isn’t That Enough」の映像も公開した。

本作についてショーン・メンデスは自身のSNSで次のようにコメントしている。

「音楽は本当に薬になる力があるんだ。2年前、自分が何者なのか全くわからないような気がした。昨年は、完全なパニック状態に陥らずにスタジオに入ることができなかった。だから今、12曲の美しい曲が完成してここにいられることは、本当に贈り物のように感じるんだ。」

「友人や家族に心から感謝している。人生は残酷なこともあるけれど、心から信頼でき共に歩んでくれる限られた人たちがいてくれるおかげで、人生はより素晴らしいものになる。」

「あなたたちがいなかったら、アルバムを作るどころか、この数年間どうやって乗り越えたか全くわからなかったよ。Scott、Mike、Eddie、Alex、Andrew、Ziggy、Sylvie、Rachel、Brian、Prash、Sarah、Meghan、Connor、tony、Aaliyah、母さん、父さん、Jocelyne、H.O.M、Matty、MR Vetro」

「家族や友人の皆さん、僕を心から愛してくれてありがとう。そして、信じられないほどの応援、忍耐、愛で支えてくれた皆さんに、心から感謝します。このアルバムを気に入ってくれると嬉しい。本当に、本当に、そう願っている。」

「僕がそうであったように、このアルバムが皆さんにとって地球を身近に感じる温かい気持ちになってくれたら嬉しいよ」と締めくくった。

メンタルヘルスの問題を抱えていることを明らかにしワールドツアー『Wonder』をキャンセルした後、2年かけて作曲、レコーディングされた全12曲収録のアルバム『Shawn』は、コスタリカのノサラ、ニューヨーク州ラインベックのクラブハウス・スタジオ、ワシントン州のベア・クリーク・スタジオ、ナッシュビルのダークホース・レコーディングス、ニューヨーク市のエレクトリック・レディなど、さまざまな場所で制作。

スコット・ハリス(Scott Harris)、マイク・サバス(Mike Sabath)、ネイト・マーセロー(Nate Mercereau)、エディ・ベンジャミン(Eddie Benjamin)とともにショーン・メンデスが共同制作した本作には、エイミー アレン(Amy Allen)とイーサン・グルスカ(Ethan Gruska)もコー・ライターとして参加。またパンチブラザーズ(Punch Brothers)のクリス・シーリ(Chris Thile)が楽器演奏で加わっている。

ショーン・メンデスは自身のSNSで今年初め、不安や恐怖を感じた時はハーモニウムを弾きながら歌うことで、その痛みが和らぐことに気づいたと語った。

「最初は完璧さを求めずに歌うのはとても難しいと感じた。しかししばらくすると、実際に”正しい”音と”間違った”音の間にあるダンスに夢中になり始めた。”正しい”音から得られる至福と幸福感の瞬間は、”間違った”音があるからこそあるのだと気づいたんだ。自分が正しい音程で歌える唯一の理由は、聴くことを学んできたことにある。」

「僕にとって今年最大の教訓は、人生の沈みを受け入れ、歓迎することだ。再び気分が良くなるために、常に何かを変えたり直したりする必要はない。だって、落ち込んでいる時に本当にペースを落として、ゆっくり耳を傾ければ、必ず聞こえてくるものがあると知っているから。」

■『Shawn』トラックリスト
1. Who I Am
2. Why Why Why
3. That’s the Dream
4. Nobody Knows
5. Isn’t That Enough
6. Heart of Gold
7. Heavy
8. That’ll Be the Day
9. In Between
10. The Mountain
11. Rollin’ Right Along
12. Hallelujah

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